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その結婚、ちょっと待ったぁ〜! アジア人と国際結婚を考えている女性が覚悟しておきたい3つのこと

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ネパールのポカラ在住、時々日本やタイ、その他いろんな国に出没する、エディター兼ライター兼コーディネイターのみやちか(Chikako Miyamoto)です。今まで培った編集力を駆使して、50歳からのトキメキのある人生を発信し続けるお姉さん。

 

ナマステ〜、ネパール人と国際結婚歴18年のみやちかです。

時々、ネパール人とおつきあいしてて、結婚したいと思っているんで相談にのってください、なんて言われたりもするんですが、

はい、ぶっちゃけ、言います。

 

あなた、覚悟ありますか?

“みやちか”

 

恋愛と結婚は違うなんて、おばさんじみた発言で申し訳ないですが、ネパール人はじめ大家族制度のアジア人男性全般にとっても、これ、今でも常識です。

 

恋愛と結婚は別物です。

 

だからこそ、アジア人と結婚を決める前に、覚悟しておいてほしいことがあるのです。

その覚悟があるなら、もう、結婚でもなんでも、ご自由に。

後悔しない国際結婚のためにも、ぜひぜひ、読んでみてください。

 

 

 

覚悟その1 彼にはもれなく、親戚縁者がどっさりとついてくる

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恋愛は当人同士のみの問題で済むかもしれませんが、結婚となると、もちろんそうはいきません。

特に大家族制度がまだまだ生きているアジアにおいては、結婚とは家と家の問題であり、アジア人の男性と結婚するということは、その家に嫁に入るということです。

 

彼だけと付き合うのとはわけが違います。ただでさえ、兄弟が多いアジアな上に、いとこやはとこまでしっかり親戚付き合い。

親戚付き合いにほとほと疲れる日本人嫁の話は結構聞きます。あっちで赤ちゃん産まれたから、村で葬式があるから、はとこが結婚するから等々、親戚がらみの用事がやたらと多いのです。

 

また、発展途上国の男性と結婚した場合、「日本人=お金持ち」の図式が成り立っていますから、金銭的なお願いを一手に引き受けることにもなりかねません。

 

日本に住むというのであれば、若干ましかもしれませんが、今やネットで簡単に連絡が取れてしまう時代。毎日のスカイプ電話やメッセンジャーで、「金送れ」コールに悩まされるカップルもいます。

 

そう、彼と結婚するということは、彼だけでなく、彼の親戚縁者がもれなくついてくるということを忘れていけません。

 

 

覚悟その2 結婚した途端にあなたの地位は奈落の底へ

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結婚前は、彼の家族にとって、あなたは外国人のお客様。ゲスト扱いです。上げ膳据え膳で食事が出され、その家で一番いいお部屋に泊まらせてもらえて、終始笑顔で対応されます。

 

彼にとっても、それは同様で、彼女とは、自分の用事を反故にしても、会いたい存在で、優先順位は常に上位。

 

それが、結婚した途端に奈落の底に落ちてしまうのが、アジア人との結婚というもの。

 

そう、嫁という存在は、アジアの大家族制度の中では、家の中でもっとも地位の低い存在なのです。

 

同居しようものなら、本当に、本当に、大変です。勇敢にも、アジア人と結婚し、ご主人の親と同居している日本人の女性を知っていますが、かなりきついとその本人が語っていました。

 

 

「家族全員の洗濯物は全部私に回ってくるし、ご飯食べるのは一番最後に残り物。お肉だって、一切れ残っていればまだまし。ジーパンはくと、学生でもあるまいし、みっともないと言われるし、髪を切ってたら女は髪が長くないと、と小言を言われ、母の日にサリーを買ってプレゼントしたら、センスがないってさ。もう〜〜〜〜イヤっ!」

 

まあ、そういうパターンばっかりじゃないですが、友人の話を聞くと、そういう話がやっぱり多いんですよね。

たとえ同居してないとしても、自分の優先順位が結婚前と違うことを感じる女性は多いと思います。もちろん、それは、日本人と結婚してもあり得ることなのですが、日本人以上にあからさまに優先順位が変わることが多いのがアジアです。

 

 

うちのツレアイいわく、

「嫁に尻に敷かれてると思われたらそいつが恥ずかしいだろ。それに、だんなを尻に敷く嫁と思われるのも、よくないだろ。だから、男は結婚したらそういう振る舞いになるんだ!それは自分のためであるけど、嫁の評判を落とさないためでもあるから、それでいいんだ」

だそうで。

 

なんかうまく言いくるめられたような気がしないでもないですが、まあ、男性には、男性の理論があるようです。

 

 

覚悟その3 最終的に相手の国に住むことができるのか

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日本人との結婚でも、田舎が違うもの同士であれば、どこに住むかという決断は大きな問題ですが、それが国際結婚、しかも発展途上国の男性との結婚となると、どこに住むかというのは、避けては通れないめちゃくちゃ大きな問題です。

 

結婚前は、日本に住むと言っていたとしても、いつ何時、状況が変化するかわからないもの。相手の親が急に亡くなって、祖国の家族の面倒を見なくてはならなくなるかもしれません。

 

最終的に相手の国に住むことになったら、あなたはついていけるのか?その覚悟はどうしても必要だと思います。

 

だから、せめて、結婚する前に、相手の国を訪問することくらいはしたほうが絶対にいい。

 

たとえ、日本に住むにしろ、相手の家族をまるっきり無視して関わらないわけにはいかないのですし、相手を理解する上でも、相手国訪問はとても有意義なことと思います。

その上で、相手の国に住むという選択肢もあり得るのか、一度自分に問うことは、大切じゃないでしょうか。

 

 

最後に

 

口うるさいおばはんのような意見を述べさせてもらいましたが、結婚ってやっぱり、人生の一大イベントです。そして、結婚して思うのは、やっぱり恋愛と結婚は違うということ。

 

でもね、国際結婚の方が日本人との結婚より難しいのかどうかってはのは、一概に言えない問題だとは思います。だって、私なんぞ、日本人との結婚は5年と続きませんでしたしね。それにアジア人の男性だっていろいろですものね。

 

そして、3つの覚悟があれば、きっと、いろんなことも乗り越えられます。

 

乗り越えられなかった時は、またそれも人生。

“みやちか”

 

そう言いえるぐらいには、強くなっていると思います。

 

 

 

国際結婚でも、普通の結婚でも、続けるには、『続けたい』という意志が大切というお話はこちら!

国際結婚ならなおのこと!『逃げ恥』のみくりママの、仕事も家庭も意志がないと続かない、という名言に共感

 

 

ネパール人の結婚観についてのみやちかの個人的見解についてはこちらをどうぞ!

日本人とは、まるっきり違うネパール人の結婚観【ネパール人の恋人がいる人、必見】

 

 

 

 

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