50歳から海外でフリーランスとして生きる

元気のでるコトバ 心の傷

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ネパールのポカラ在住、時々日本やタイ、その他いろんな国に出没する、エディター兼ライター兼コーディネイターのみやちか(Chikako Miyamoto)です。今まで培った編集力を駆使して、50歳からのトキメキのある人生を発信し続けるお姉さん。

心の傷

 

心の傷は、手の傷のようには治らない。

手の傷は時間が経てば癒えるけれど、

心の傷は、そんな風には治らない。

さらに、心の傷がやっかいなのは、

手の傷のようには目に見えないところ。

見えないから、傷ついているかどうかさえ、

自分自身わからなかったりする。

 

私は平気、強い人間だからって、

言い切る人ほど、実は心の中に

たくさんの傷を抱えていたりする。

気が強くて、言葉がきつい人ほど、

その言葉で自分の心がボロボロになっていたりする。

そして、それに気付かずにいたりする。

 

だから、時々は、胸に手をあてて、

自分の心を感じてみようよ。

大人だからね、人前じゃあ、泣いたり、わめいたり、

そんなみっともない真似はできないって、

それは私にだってよくわかる。

でも、人前じゃなかったら、できるよね。

ちゃんと自分の気持ちを正直に感じてあげること。

あの時自分は悲しかったんだって認めること。

ここにある傷にきちんと向き合うこと。

 

自分が傷ついているって認めることって大切なこと。

傷つかない人なんていないんだから、

恥ずかしいことじゃないんだよ。

傷ついているのに、

傷ついてないふりをすることの方が

よっぽどまずい。

それは口を開けた傷口をずっとそのまま放置すること。

さらに自分を傷つけること。

そして、自分の傷すら気付けない人に

どうして人の傷を感じることができるだろう?

 

傷は直っても、傷ついたという事実は消えない。

傷口は閉じてはいてもその傷跡はしっかりと刻まれている。

だけど、この傷跡は、心にとって必要な経験の一つ。

たくさんの傷跡の数だけ、

あなたは強くなれるだろう。

あなたは優しくなるだろう。

それは、傷と向き合って、

傷を乗り越えた人にだけ与えられる

ご褒美なんじゃないのかな?

 

 

 

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