50歳から海外でフリーランスとして生きる

ネパールに移住するなら知っておきたい ネパールあるあるベスト10

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ネパールのポカラ在住、時々日本やタイ、その他いろんな国に出没する、エディター兼ライター兼コーディネイターのみやちか(Chikako Miyamoto)です。今まで培った編集力を駆使して、50歳からのトキメキのある人生を発信し続けるお姉さん。

 

ナマステ〜、ネパール人と国際結婚して18年のmiyachikaです。

 

さてさて、ネパールで、ネパール人家族と一緒に暮らしていると目が点になること、呆れてしまうこと、いろいろあるもんです。

いや〜、マジで、ブチ切れそうになったこともありますし、涙した夜もありました。

 

と、そんなわけで、唐突ではありますが、ネパールでネパール人家族と住んだ場合の

『ネパールあるあるベスト10』

行ってみましょう!

 

 

その1. 家に帰ると知らない誰かがいることがよくある

 

私のツレアイは村出身者であります。カトマンズからバスで13〜15時間、その後、徒歩2時間のまるっきりの田舎です。

で、田舎の人というのは、なんのかんの用事で首都であるカトマンズに出てくるんです。田舎では治療できない病気であったり、田舎では対応できない書類仕事はたくさんありますから、仕方ないんですが、でも、なぜ、みんなうちに来る?

他にあの村の人いないのかなあ? (いてもポリスとかアーミーの寮に入っていたら、泊まりに行けないってのはあるね)

親戚とはいえ、ツレアイの兄嫁さんの実家の妹の旦那の弟の息子とかって、どんだけ遠いよ。親戚ですらない村のご近所さんも来るしね。

とにかく、家に帰ると知らない人がよくいました。はじめは緊張していた私ですが、あまりに頻繁なので、そのうち適当に対応できるようになりましたけど。

 

 

その2. アルバムの写真がかってに抜きとられている

 

写真好きなんですかね? ネパールの人。

まあ、それはいいんです。勝手にアルバム開いて見たことも、まあ多めにみましょう。

でも、どうして写真を勝手に持っていく!

一言断り入れるってことないんですかね?(いっぱいあるから一枚くらいいいやってことなのか?)

 

 

その3. 置いてある食べ物は知らない間に食べられる

 

食べられちゃったらいやなものは、台所に置いておいてはいけません。以前、日本人のお友達からもらったメザシをキッチンに置いていたら、いない間に開けられてほとんどなくなっていました(とほほ)。

台所に置いてあるものは、誰でも食べていいという暗黙の了解がここにはあります。貴重な日本食は自分の部屋に隠しておくに限ります。

 

 

その4. ツレアイに買ってあげた服を親戚が着て帰ってしまう

 

村人がうちに泊まるだけならいいんですよ。そりゃ食事の支度は時間かかるけど、夜も遅くまで酒飲んでうるさいけど、まあ、そのあたりのことは目をつぶりましょう。

でも、私がツレアイにと思って、日本からわざわざ買ってきたまだ袋に入っているワイシャツを何故、お前が着る? しかも、そのまま着て村へ帰らんでしょう、普通だったら。いや、普通じゃないから着て帰っちゃうのかな?

とにかく、ひとんちの服を勝手に着て帰らぬように、重々お願いしますよ。

 

 

その5. 日本からわざわざもってきた超乾燥肌用の高価な石鹸やクリームが知らない間に激減している

 

高価な石鹸やシャンプーの類も油断なりません。ネパールのその辺で買えるものだったら、こんなこたぁ言いませんよ、私も。

でも、私の使っているのって、超乾燥肌の自分のためにわざわざ日本から持ってきたちょっと高価なやつなんです。

そんな石鹸で洗濯してくれちゃった村人までいましたっけね。ええ、そうですとも、そんなところに置いておく私が悪いんですけどね。

お風呂場においておいちゃいけないんです。

とシャンプーや石鹸まで部屋に置いとくって、私の部屋はまるで物置状態じゃ〜〜〜!

 

 

その6. エクチンといって1時間以上待たされる

 

これは、もうネパールライフの定番中の定番ですね。『エクチン』とはネパール語で『ちょっと』という意味。

『ちょっと待って』というような時に使われますが、こう言われて日本人的感覚で『ちょっと』だったことはまずありません。

が、きっと多分、彼らの『エクチン』って1時間とか2時間という大陸的感覚なんでしょうね。

目には目と、歯には歯を、エクチンにはエクチンを! 

と言いたいところですが、それでもやはり、集合場所に一番乗りしているのは私だったりするから遅るべしネパール人です。

 

 

その7. 約束の時間に行ったら、忘れられている

 

ネパール人との約束は、正直当てになりません。スケジュール手帳に予定を書き込むような人は、めちゃくちゃ少数派です。

遅れるぐらいならまだかわいいです。一応、覚えていてくれてるってことでしょ。

結構、かる〜く忘れ去られちゃっていること、多々あります。

娘が中学生の頃、休みの日に友達の家に遊びに行く約束をして、連れて行ったら娘の友達はママガル(叔父さんの家)の遊びに行った後だったりとか。

覚えてないというか、約束の重みが違うというか。

約束の日の前日、そして、当日の朝、重ねて確認が安心ですよ。

 

 

その8. 貸したものが壊れて返ってくる(壊れたから返ってきたともいう)

 

傘を貸したら、傘の骨が折れているとか、自転車を貸して戻ってきたかと思ったらパンクしているとか、そんなことは、何度も、何度も何度もありました!

普通直して返すもんじゃないの? などという日本の常識は、もちろん、ここでは通用しません。

だいたい、壊れたから、返ってきたのかもしれません。

『君のものは、自分のもの』という理論でぐいぐい攻めくるネパール人たち。でも、『自分のものは、君のもの』ではないんだよな〜。

ただし、私と彼らの場合、持っている私有物の数はまるっきり違います。例えば、私と25歳の姪っ子の私物の量は、10:1といった感じになるでしょうか。

だからといっても、貸したものを壊して返していいことにはなりませんが。

そして、私の自転車を持っていったまま、辞めていったスタッフよ、あの自転車は今もまだ健在なのだろうか?

 

 

その9. 新しい服を着ていると、私の分はないのかと拗ねる

 

ネパール人女性は、人の服装にかなり、目ざといのです。新しい服を着ていると必ず何か言われます。「いいね」とか「似合っているね」と言うときもありますが、「いくら」って聞かれるが多いのには、うんざりします。

それで値段を答えると、「それはぼられている」とか「そんな安物買ったの」とか大抵の場合、不快なコメントが返ってきます。

最悪なコメントは、「自分ばかり、新しいの買うのね。私にはないんだ」というもの。

ここでは、新しい服を買う時は、自分のだけ買うのは、いけないことのようです。

そういうの、義理のお姉さんとかから言われたりすると、何で、私が自分の服を新調する度に、あなたに服を買わねばならないのか、理解に苦しむのですが、向こうはそうは思わないから困りもの。

いっそのこと、新しい服を買わない方が精神衛生上はよいですね。

 

その10. せっかくの予定も、ノーアポのネパール人の襲来で反故(ほご)にされる

 

約束したらいないくせに、ノーアポで突然やってくるのが、ネパリです。

そして、彼らの襲来で、ツレアイと私の前々から予定していたことが、なしになったことがこれまで、何回あったことでしょう。

我慢、我慢ひたすら我慢!

っていっても、我慢にも限度があるってもんです。

『予定は未定』なネパール人に、いつも振り回される私です。

 

 

 

さいごに

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こんなに勢い良く、迷いなく書いたのも久しぶり。

思いのままに、心にままに綴ってみました。

あ〜、すっきりした。

これで、明日から、また楽しくネパリライフを送っていけそうです。でも、こんなこと言ってますけどね、でも、やっぱり、私もネパール症候群なんでしょうね〜。

 

 

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