50歳から海外でフリーランスとして生きる

ヒマラヤの麓の村で、断ネット&断スマホの断捨離4日間を過ごして感じたこと

アバター
WRITER
 
この記事を書いている人 - WRITER -
アバター
ネパールのポカラ在住、時々日本やタイ、その他いろんな国に出没する、エディター兼ライター兼コーディネイターのみやちか(Chikako Miyamoto)です。今まで培った編集力を駆使して、50歳からのトキメキのある人生を発信し続けるお姉さん。

 

 

ナマステ〜、ネパール在住、フリーランスライターのみやちかです。

先日、ヒマラヤの麓の村の子どもたちとお絵描きをする旅のお手伝いをして感じたことを書かせていただきました。

が、実は、村に滞在した4日間、諸々の事情により電話もネットも一切ない状態でした。

現代社会で、丸4日も電話もネットもない状態って信じられます?

今日は、その時、4日間ネット断捨離して過ごして思ったことをつぶやいてみたいと思います。

 

 

ネパールの村で、突然の電話&ネットの不通

20年前ならいざしらず、現代のネパールでは、電話やネットがあるのは当たり前。いや〜。便利になったもんです。

携帯のシムカードも街中で、その場で発行されるようになったし、ホテルや、ゲストハウス、レストラン、カフェでは、WIFIが当たり前のようにあります。

若者が手に持っているのは、スマホです。いまや、リキシャー(自転車タクシーです)のおやじさんだって、スマホ片手にチャリをこぐ時代。

電気が通っている村なら、モバイル片手に、草刈り、牛追いが普通になってまいりました。

 

だから、今回も、安心して、モバイルとパソコン持って、山の村へ出かけました。

行き先は、ツーリストも多く歩く、トレッキングルートの村。

モバイルは通じるし、ネットもメールやメッセンジャーくらいなら大丈夫だってのは、昨年行った時に確認済み。

 

が、しかし、今回は、季節外れの悪天候。

ツツジが咲くべき時期に、なんと、強い風に大雪。

その影響なのかどうか、私たちが向かう数日前から、村に電話が通じず。

現地の状況、まるっきりわからずの状態でしたが、17人乗りの飛行機は飛ぶということで、とにかく出かけたのでありました。

 

 

思いもよらず、ネット断捨離生活開始

都市部や平野部ならともかく、山岳地帯の村では、まだまだ突然の電話の不通や、ネットの不通はおこります。

山の中ですから、アンテナの故障やトランスの不具合、ラインが切れたなどのトラブルの対処には、当然時間がかかります。

場合によっては、必要な部品がなくて、取り寄せるのに数日かかったりもします。

修理できる人を遠くから呼ばないといけないことだってあります。

そんなわけで、無事目的地の宿についたものの、電話は不通で、ネットもない。滞在中の4日間ずっとその状態で過ごしたのでありました。

しかも、電気も停電時間の方が長く、携帯やパソコンの充電もままならず。

 

あ〜〜〜、もう、いい!

 

4日間、メールも、フェースブックも、メッセッンジャーも、ラインもなしってのもいいじゃないか。

断食ならぬ、断スマホ、断ネットです。

あるいは、ネットの断捨離と言ったほうがよいのか。

なんだか、あるのが当たり前、ついつい、だらだらネットして過ごす日々になりがちな在宅ワーカーとしては、よい機会なのかもしれません。

 

 

ネットがなきゃないで、大丈夫かも!?

 

4日間、山の中でネットなしの生活をしてみた結論ですが、意外と不便を感じないもんですね。というか、ストレス少なくなるかも。

 

「もしかしたら、電話もネットもないかも」って、覚悟もあったし、主なクライアントさんには、ネット通じない村に行ってきますと連絡済み。

まあ、私のようにウェブライターで仕事する人間、ネットないところじゃ仕事になりませんが、4日間程度なら、たまの休暇だと思えばいい。

 

というか、なまじどこでも、休日でも、ネットさえあれば、 仕事ができちゃうような生活をしてると、こういう状況でもないと、だらだらとコンピュータの前で過ごしちゃうわけです。

仕事熱心というよりも、メリハリがない感じです。

パコソンに向かっているからといって、ずっと原稿書いているわけじゃないですしね。

ピコピコ入ってくるメールやメッセージに気を取られたり、ついついツイッターをみていて時間が経っていたってことも方が多かったりするわけです。

で、あ〜、またなんとなく、1時間経っちゃったよ〜って、思っちゃうわけで…。

 

それがいきなりのないないづくし状態。

毎日10件、20件送られてくるメールもなければ、フェースブックも、ツイッターもなし。電話すらないんですから、いっそ、すっきりです。

充電もままならない状況だし、いっそのこと、原稿書きも4日間はやめちゃいました。

 

 

そしたら、1日ってけっこう長いんですよ。

同行した人々と暖炉の前で語らい合ったり(外は気温はマイナス、暖房は暖炉と炭火のこたつのみでした)ゆっくりできました。

なんか、修学旅行的な感じで、いろんな人といろんな話をして、こういうのもなんか、いいもんですね。

 

 

ネットは使うもの、ネットの侵略を許すべからず!

 

一人で移動中の電車の中でスマホをいじるならまだしも、このご時世、同じテーブルを友人と囲んでいるのに、それぞれがスマホとにらめっこということも多々あるようになりました。

そーいえば、春休みで久しぶりに帰省している娘とカフェに行って、二人で向かい合っているのに、それぞれがスマホの画面見てるとかあるしな〜〜。

 

ネットって、私たちが思っている以上に、時間泥棒だし、ちゃんと使いこなせば便利なツールだけど、使いこなせずに、逆に振り回されちゃっている人も多いのかもしれません。

ネットないとパニックになっちゃいみたいな?

 

な〜んて、ウェブライターとしては、ネットがなきゃ始まらないのですが、日々ネットに依存して仕事しているからこそ、ネットに生活を侵略されないようにしないとな〜っと思ったんですよね。

酒を飲んでも、酒に飲まれるなというじゃないですか。

ネットも同じですよね。

ネットを使っても、ネットに使われるな!

 

ネットの断捨離をして、改めて思った私です。

 

 

 

 

この記事を書いている人 - WRITER -
アバター
ネパールのポカラ在住、時々日本やタイ、その他いろんな国に出没する、エディター兼ライター兼コーディネイターのみやちか(Chikako Miyamoto)です。今まで培った編集力を駆使して、50歳からのトキメキのある人生を発信し続けるお姉さん。

- Comments -

メールアドレスが公開されることはありません。 * が付いている欄は必須項目です

Copyright© ライターmiyachikaのネパール暮らしblog , 2017 All Rights Reserved.