2017/08/12

1日に2食ダルバートなネパール人の食事についてのおはなし

 

 

 

ナマステ〜、自称、勝手にネパール観光大使のみやちかです。

ネパールのガイドブックなどでは、よく、ネパールでは1日2食と書かれています。

そのため、多くのツーリストから、『1日2食でお腹空きません?』と聞かれることが多いのですが、1日2食とはいえ、実は、間食もちょこちょこしているのです。

今日は、そんなネパールの食事情について考えてみたいと思います。

 

 

ネパールの国民食、ダルバート

photo by あかつ亭

 

ネパール料理ってどんな料理なのと、初めてネパールを訪れた人にはよく聞かれます。

ネパール人が毎日食べているのは、ダルバートと呼ばれるものです。

ダルバートの内容は、ごはんと、豆のスープ、野菜のカレーに、つけあわせが基本で、時々お肉のカレーがでます。(毎日、お肉を食べている家庭もあるかもしれませんが)

日本食でいうと、ごはんと、味噌汁と、メインのおかずに、つけものという感じでしょうか。

 

このダルバートは、ネパールの国民食とも言うべきもので、多くのネパール人、特に村などでは、毎日、毎食、ダルバートを食べるという人も珍しくありません。

村に住む、うちのツレアイの両親の家に行けば、まず、毎日、毎食ダルバートです。うちのツレアイの経営する学校の寮でも、基本、毎日、毎食、ダルバート。

日本人から見たら、ダルバートって、カレー定食です。毎日、毎食で飽きないのかなと、思っちゃいます。

 

でもね、彼らにとったら、カレー味って、醤油味とか、味噌味みたいなもんなんです。基本の調味料がカレースパイスなだけで、毎食、違う野菜を使った違うおかずという認識らしいのです。

野菜によって、使うスパイスの調合も実は微妙に違ったりします。

 

 

 

基本は1日2回、朝と晩のダルバート

食事というネパール語は『カナ』と言います。

ネパールでカナといえば、先にご紹介した、ダルバートのこと。そして、ダルバートは、朝と晩、1日2食が基本です。

 

朝はだいたい10時から11時(学校や仕事に行く人はもっと早く、朝8時とか9時くらい)、夜は7時くらいに食べます。

 

というと、ええ〜、1日2食? 少ないじゃないと思われるかもしれませんが、いやいや、1回あたりのごはんの量は半端ありません。1合2合は当たり前。

そんなわけで、ネパール人は、中年以降、ちょっと変わった太り方をする人がたくさんいます。

そう、何故か、お腹だけ太るんです。

通称ダルバート腹とも呼ばれる、お腹だけが妊婦さんみたいに、ぽこんって膨らむ体型です。

これって、炭水化物(つまり、ごはん)の食べ過ぎなんだと思うんですけどね〜。

そして、その上に、実は、ごはんとごはんの合間にちょこちょこと『カジャ』と呼ばれる軽食を数回食べているのです。

 

 

カナとカジャの違いは?

しっかりごはんを食べるネパール式カレー定食を『カナ』と呼ぶのに対し、それ以外の軽食は『カジャ』と呼ばれます。

よく『おやつ』と訳されることも多いのですが、いわゆる3時のおやつの時間に食べるだけが『カジャ』ではありません。

朝起きて朝のお茶と一緒にビスケットや食パン、ロティ(ネパール式パンケーキ)をいただくのも、『カジャ』です。夕方、学校帰りに、クリームドーナツとお茶を食べるのも『カジャ』。

そして、3時前後に食べる『カジャ』は、焼きそばだったり、モモ(ネパール式ぎょうざ)だったり、チャウチャウ(インスタントラーメン)だったり、案外、量はしっかり1食分だったりします。

 

これって、日本だったら、ごはんだよね、って量のときも結構あります。

でも、ダルバート以外は、『カジャ』なんです。やきそばだろうと、スパゲッティだろうと、フライドチキンであろうと、ピザであろうと、『カジャ』は『カナ』ではあり得ないんです。

多少、例外もあるかもしれませんが、大雑把にまとめると、

 

『カナ』はダルバートで、午前中に1回、夜1回が基本、

『カジャ』は、それ以外のすべての軽食のことです。

 

 

ネパールに来たら、ぜひ食べてほしいネパール料理

 

ネパールの食事事情を大雑把に説明すると、以上のようなものになりますが、さて、旅行でネパールに来たら、何を食べるべきなのか、自称勝手にネパール観光大使としては、最低でもダルバートとモモは食べていただきたいなあと思います。

 

ネパールにいる間に一度はダルバートを

やはり、国民食とも言われるダルバートは、外せません。

都会でも、田舎でも、トレッキングルートの村でも、ダルバートはどこでも食べられます。

ツーリストレストランでは、おかわりできない場合も多いのですが、ダルバート専門店や、ローカルな食堂では、ダルバートをオーダーすると、肉以外は、基本おかわり自由です。ごはんや、ダルや、野菜のおかずは何回もおかわりがもらえます。

ネパール式には、右手で食べます。手でごはんとおかずをまぜまぜしてから、口に運ぶのがネパール流です。でも、ツーリストのためには、もちろん、フォークやスプーンは用意されていますので、ご安心を!

かまずに飲み込んでいるかのごとく早食いの人も多いため(というか、ほんとうに飲み込んでいると思われますが)、『ダルバートは、食べ物ではなく、飲み物だ』とのたまわった友人もいました。

 

カジャといったら、やっぱりモモ

カジャの王様ともいうべきカジャといったら、モモでしょう。日本のぎょうざに似た形をしたものと、小籠包みたいな形をしたものがあります。

水牛、チキン、ベジなど中身はいろいろです。お醤油ではなく、トマトベースの唐辛子の効いた辛いタレにつけて食べます。

見た目は、日本のぎょうざのようでも、中の具自体も、カレースパイス風味です。

日本だと焼きぎょうざがメジャーですが、ネパールでは、蒸しぎょうざが一番メジャー直径80センチくらいの大きな蒸し器で、100個も200個もぎょうざを蒸しているモモ屋さんも街のあちこちでみかけます。

 

おまけ  食事にまつわるネパール語

最後に、食事にまつわるネパール語をご紹介して終わりにしたいと思います。

日本語の発音よりも発音が多いネパール語を、正確にカタカナで表記するのは難しいのですが、その辺は、ご愛嬌。とにかく、どんどん使ってみてくださいね。

 

カナ  ごはん(食事という意味でのごはん)

バート  ごはん(米粒のごはん)

ダル  豆スープ

タルカリ  野菜(ベジタブルの意味) おかず(野菜を使ったおかずのこと)

マス  肉 肉をつかったカレーもマスという

ジョル  汁

カジャ  軽食

チヤ  ミルクティー

パニ  水

チソパニ  冷たい水

タトパニ  お湯

○○ ディヌス  ○○ください

ミート チャ  おいしいです

ピロ チャ  辛いです

グリヨ チャ  甘いです

ヌニロ チャ  しょっぱいです

ティト チャ  苦いです

 

ネパール語を使うと、ほとんどのネパール人は喜んでくれますので、ぜひ、レストランで使ってみてくださいね。

 

 

なお、町の食堂で出されるダルバートとは、また一味違った、村で村人が日々食べるダルバートについては、こちらの記事を!

ネパールの村のアマ(お母さん)のダルバートは、なぜおいしい?

 

ダルバートの正しい食べ方については、こちらをご参照ください。

村のネパール人に学ぶ、ネパール料理・ダルバートの正しい食べ方(注意:かなり個人的見解記事です)

 

では、では、今日は、ここまで、ということで、みやちかでした〜!

 

 

 

 

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