50歳から海外でフリーランスとして生きる

元気のでるコトバ  違うこと、同じこと

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ネパールのポカラ在住、時々日本やタイ、その他いろんな国に出没する、エディター兼ライター兼コーディネイターのみやちか(Chikako Miyamoto)です。今まで培った編集力を駆使して、50歳からのトキメキのある人生を発信し続けるお姉さん。

違うこと、同じこと

 

目の色も、髪の色も、

肌の色も違っているんだけど、

ネパール人も、

日本人も、

アメリカ人も、

アフリカ人も

中国人も、

フランス人も、

ブラジル人も、

タイ人も、

アラビア人も、

ロシア人も、

みんな、みんなさ、人間なんだよね。

 

話す言葉や、食生活や、

着るものとか、信仰しているものとか

生活習慣は違っているんだけど、

笑ったり、

泣いたり、

抱き合ったり、

嘘ついたり、

怒ったり、

ため息ついたり、

愛してくれる人を必要としたり、

誰かを切なく想ったり、

みんな、みんな、

そういうところって同じなんだよね。

 

けどね、違う国の違う文化の人々と

生活を共にしていると、

その違いからいろんな摩擦が起こることもある。

私が日本の文化にこだわりすぎることで

関係がぎくしゃくしてしまうこともあるし、

食生活や行動時間帯が違う人と暮らすことは

お互いにとってストレスだったりする。

もちろん、お互いがお互いの文化や信仰を

尊重し合って暮らせばいいんだけど、

そうすれば何の問題もないといえば、ないんだけど、

そうすることは、実際の毎日の暮らしの上では

我慢することや、譲歩する必要も出てくるってこと。

そして、日々の我慢がつもりつもると

大きな疲労感となったりもする。

 

文化や思想や、信仰が違っても、

同じ人間なんだからさ、

仲良くやっていけるはずじゃないかって。

頭ではそんな風に思っていても、

実際に外国で外国人に囲まれて暮らしていると

お互いの違いにぐったりと疲れてしまうこともある。

日本に帰りたいな〜なんて弱気になることもある。

 

けれども、こうも思ったりする。

文化や思想や信仰は個人にとって、民族にとって、国にとって

すごく大切なものかもしれないけれど、

それ以前に、私たちはこの星に生まれた

同じ人間なんだってことの方が大切なんじゃないかって。

どんなに民族や宗教が違っても、

優しくされれば嬉しいし、

意地悪されれば悲しい。

それは、みんな同じなんだよ。

だから、宗教や思想が違うからといって、

お互いに心を閉ざしてしまうのはもったいないと思うのだ。

せっかく同じ時代に同じ星に生まれてきたのだから

一緒に素敵な時間を持ちたいと思う。

 

うまく言えないんだけど、

ちゃんと伝わっているかな?

あなたがどこの誰であろうと、私はあなたと

この人生の時間を共有していこうと思っているということを。

日本人であることや、ネパール人であることや

アメリカ人であることの誇りを持つなとは言わないけど、

その前に、同じ人間であることを

大切にしていきたいなと私が思っていることを。

 

 

 

 

 

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