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【ネパールのトレッキング】初心者トレッカーにアンナプルナエリアをオススメする5つの理由

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ネパールのポカラ在住、時々日本やタイ、その他いろんな国に出没する、エディター兼ライター兼コーディネイターのみやちか(Chikako Miyamoto)です。今まで培った編集力を駆使して、50歳からのトキメキのある人生を発信し続けるお姉さん。

 

ナマステ〜、へなちょこアラフィフいまだにビギナートレッカーのmiyachikaです。

私の人生初のトレッキングは28歳の時の、ポカラ発ゴレパニトレッキングでした。

アンナプルナエリアの様々なルートの中でも、ビギナーでも行ける、特に人気の高い定番コースです。

そう、ここ、アンナプルナエリアは、難易度はビギナーでも、景観は5ツ星、そんな素晴らしいコースがたくさんなのです。(難易度も5ツ星のコースももちろんありますが)

トレッキングには行ってみたい、でもビギナーだから心配という若い人たちや、若い頃はよく歩いたけど、最近体力が低下していて心配という年配の方や、家族連れでトレッキングを楽しみたいという方には、断然アンナプルナエリアがおすすめです!

 

 

初心者ならアンナプルナがおすすめです

 

8000m峰であるアンナプルナを有するアンナプルナエリアは、世界でも稀に見る、ビギナーから上級者まであらゆるトレッカーのニーズに応えることができるエリアです。

あ、こんな風にアンナプルナエリアを褒めちぎってますが、別にACAP(アンナプルナ自然保護地域プロジェクト)の回し者でもなんでもありません。

ただ、長らくアンナプルナの麓のポカラなんぞに、住んでいて、アンナプルナを眺めながら洗濯物を干していたりするもんだから、アンナプルナ贔屓になっていることは否定できませんが…。

 

でも、これだけ強くおすすめするには、それだけの理由はもちろんあります。

そこで、今日は、私が、ビギナートレッカーに、アンナプルナをおすすめする5つの理由をご説明したいと思います。

 

1. ルートが豊富 日帰りから20日間まで

 

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アンナプルナエリアは、ビギナーからベテランまで全ての人を飽きさせない、豊富なトレッキングルートを有します。しかも少ない日数のルートもたくさんあるのです。

 

日帰り〜1泊 ビギナー中のビギナールート

最短のものは日帰りも可能。山小屋に泊まるのはちょっと嫌だ、夜はしっかりお風呂にはいれなきゃいや、という女性の方でも、日帰りながら、気軽にトライできるのではないでしょうか?

でも、本当は、最低でも1泊はしてほしいところ。というのも、ここまできたからには、ヒマラヤに登る朝日を見てから帰ってほしいなあと思うからです。午後からは雲でヒマラヤが隠れることも多いですから、1泊する方がヒマラヤを見る確率は格段にアップします。

ダンプス、オーストラリランキャンプなどは日帰りも可能ですが、展望が素晴らしい場所なので、できれば、1泊してほしいと思います。

 

2泊〜5泊 ごくごく普通のビギナールート

2泊であれば、ガンドルントレックかゴレパニトレックも可能。こちらのガンドルン、ゴレパニもアンナプルナエリアではお勧めのビューポイント。

3泊以上できるのであれば、ダンプス〜ガンドルン〜ゴレパニを回るコースや、ゴレパニからタトパニ側へ回るコース、ジョムソンフライト〜ムクティナーとコースなど様々なコースが考えられます。

 

6泊以上 ちょっとチャレンジングなコース

1週間時間が取れるのであれば、アンナプルナベースキャンプ、通称ABCトレックへ。2週間ならアンナプルナの北側を回って降りてくるラウンドアンナプルナトレックが可能。

初心者ルートとは言えないのですが、ガイドをつけて、ポーターを雇えば、トレッキングが初めてという人でも行けなくはありません。

実際、人生初のトレッキングでABCやラウンドをしてきたという人を何人も見ています。

ただし、これらのルートは4000mを超えるため、高山病対策はしっかりとして ください。

また、ビギナートレッカーであれば、やはりガイドやポーターを雇うことをおすすめします。

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これ以外にも現在急ピッチで整備がすすめられている新しいルートもあり、何度行っても違う顔を見せてくれるアンナプルナ。

詳しいルートの説明を始めたら、きりがないので、ルートごとの詳細はいつか別記事で紹介したいと思っていますが、これだけルートが豊富なのは、ネパールでもアンナプルナくらいでしょうね。

 

 

2. 標高が低い 3000m以下のトレッキングルートもたくさんある

 

8000m級のヒマラヤを有するネパールのトレッキングエリアの中で、アンナプルナでのトレッキングは、比較的標高が低いルートが多いのです。そのことも、ビギナーにアンアプルナエリアをおすすめする理由です。

起点となるポカラは800m台。ダンプスは2000m以下、ゴレパニ、ガンドルンは3000m以下。3000mくらいであれば、高山病もそう心配することはないので、ビギナーでも、挑戦しやすいと思います。

(人によっては、2000mでも軽い高山病の症状ができる人がいますから、もちろん注意は必要ですが)

 

 

3. ヒマラヤが近い これだけの近い距離で8000m峰が拝めるエリアはめったにない

 

ポカラの街中から見るヒマラヤさえ、初めて訪れる人は、その大きさ、近さに、感動するに違いありません。はるか遠くにヒマラヤをのぞむ、という感じのカトマンズとは全く違います。

ポカラの町からでさえそうですから、トレッキングルートからのヒマラヤの眺めはさらに迫力満点です。

ポカラから1日、2日歩いただけでもさらに大きく迫るヒマラヤを見ることができます。標高3000mからこれほど近くに8000m峰が眺められるエリアはまず他にはないでしょう。

 

 

 

4. 利便性の高さ アクセスもよく、宿、食事のクオリティも高い

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起点となるのは、ポカラ。カトマンズから西に約200キロに位置しています。

このポカラの町から一番近い登山口までは、車でほんの30分程度。遠いところでも、2時間半です。ジョムソン空港でさえ、車を使えば1日でポカラまで降りて来られます。このようにアクセスがいいのもアンナプルナエリアの魅力です。

また、アンナプルナエリアは、ティーハウスと呼ばれる、村々の食堂つき宿が充実しています。だから、テントなのどの装備を持たない初心者にとっても比較的ハードルが低いのです。

宿と食事の充実度は、ネパールの数あるトレッキングルートの中では群を抜いているのじゃないかと思います。

 

 

5. ヒンズー教文化圏とチベット仏教文化圏の二つの文化が体験できる

 

雄大なヒマラヤの景観を満喫しながら、素朴なネパールの村の文化に触れることもできる、 そんなルートは、世界広しといえど、そうそうないでしょう。

しかも、3000m以下では、ヒンズー教文化圏の村の生活を、それ以上になるとチベット仏教文化圏の村の生活を垣間見ることができます。

ジョムソン街道はそれが特に実感できるルートで、標高が上がるにつれ、植生も変化し、ヒンズー教文化からチベット仏教文化へと村の様子や住んでいる人の顔や服装が変化するのを楽しめます。

 

 

アンナプルナエリア 道路開発と新ルート開拓の課題

 

私がアンナプルナエリアを一押しする理由もお分かりいただけたかと思います。

ま〜、もちろん、エベレストのネームバリューは大きいですからね。何しろ世界一 。

アンナプルナは、山好きの人、山歩きが趣味の人以外にはあまり知られてないですものね。

エベレストエリアの人気にはかなわないってところもあります。

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昨今の村落開発により、車道がどんどん整備されている問題もあります。開発される道路は、村人の生活を便利にし、奥地までのトレッキング日数を減らすこともできるようになりました。車道を使うことで、歩けない人が、村に滞在するのも可能になりました。

ただ、車道が通ったエリアのトレッキングルートとしての魅力はなくなってしまいますので、新しいルートの開拓も行われています。

そういう問題を抱えてはいますが、それでもビギナーにとっては、アンナプルナエリアが最強であるという意見に変わりはありません。

最近は、トレッキングをごぶさたしてしまっている私ですが、春あたり、出かけることがあったら、また詳しいレポートができると思います。

 

 

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