元気のでるコトバ 誠実であること
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誠実であること
全ての人の期待に応えようとしたら、
全ての人に対して
不誠実にならざるを得ない。
両親が望む私、
恋人が求める私、
同僚が期待する私、
友人が好む私、
それらが全部一致するなんてことは有り得ない。
だから、誰かの望みに応えれば
誰かの望みを裏切ることになる。
あちらも立てて、こちらも立てたいのはごもっともだけど、
物事はシーソーみたいなことも多々あって、
あるひとつの事に重きを置くということは、
他のことを軽んじる結果になってしまうこともある。
全ての人の期待に応えようとして
自分自身が得るものは、一体何だろう。
全てに対して中途半端な結果と他人の失望、
そして、自分自身に対する嫌悪。
だから、唯一、誠実であるべきは、
自分自身に対してではないかと思う。
それは時に、人から非難されることもあるだろう、
理解されないこともあるかもしれない。
自分に誠実に生きるということは
覚悟と勇気が必要なのだ。
でも、それが結果的には、他人に対しても
一番誠実であれる生き方なのではないだろうか。
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