チェンマイ長期滞する人にオススメ! 行動範囲を広げるレンタルバイクでチェンマイを駆け抜けろ
サワディッカー、フリーランスライターママのmiyachikaです。
基本、ネパールのポカラ在住の私ですが、
娘がチェンマイの高校に通っているので、
最近、ポカラとチェンマイを行ったり来たりの生活です。
先日も、娘の休みに合わせて、チェンマイに1カ月ほど滞在してきました。
1カ月いるということで、今回はレンタルバイクを1カ月ほど借りたのですが、レンタルバイクがあると、ぐぐっと住んでる感もアップするし、行動範囲も広がります。
チェンマイに長期滞在するなら、レンタルバイク、かなりおすすめです。
チェンマイ市内の公共の交通機関は不便極まりない!
バンコクだったら、BTS(スカイトレイン)あり、地下鉄あり、バスあり、タクシーあり、トゥクトゥクあり、バイクタクシーありと、交通手段はよりどりみどり、移動の足に困ることはあまり、ありません。
それに道路はいつも混んでいるし、車線も多いし、とっても、レンタルバイクで走ろうなんて気にはなりません。
でもね、チェンマイは、公共の交通機関がほんとうにお粗末。辛うじてツーリストエリア近辺にはソンテオかトゥクトゥクいますが、住宅街だと、流しているの捕まえるの大変なんです。
ソンテオっていうのは、ピックアップトラックの後ろに ベンチシートつけて、屋根つけた乗り合いバスで、ルートで走るのとチャーターできるのがあります。
ただね、郊外とか行ったら、流しのソンテオすら走ってなかったりします。
実は、この前、娘の友人の親が経営するカフェに行ったんです。市内中心から車で約20分くらいかなあ。行きはソンテオで行き、大きな道路沿いだったので、帰りもソンテオ拾って帰るべ、なんてタカをくくっていたら、全然拾えんかっただよ〜〜〜〜〜。
娘と私と、私の友人3人でテコテコ歩きました。
多分市内中心まで7〜8キロだったと思います。歩けど、歩けど、着かない。どうすんのよ〜〜〜〜〜!
と思った時に、ピックアップトラックに乗った女性が、停まってくれて、荷台に私らを乗せてくれたんです。
うわ〜〜〜〜〜、ありがとよ〜〜〜! ですよ。
そんなことがあったんで、郊外行く時は、往復でチャーターが基本になるんですが、往復でチャーターしたら、日本のタクシーに比べたら格段に安いとはいえ、少ない生活費を圧迫します。走行距離も関係しますが、相場は1時間400バーツくらいですから。
しかも拾いにくいし。しかも、タイ語がしゃべれないので、微妙な行き先を伝えられないし。
これじゃ、動きがとれん!そんなわけで、今回は長期滞在することもあって、レンタルバイクを借りることにしました〜。 普段、ポカラでは、カブに乗っている私です。スクーターかカブなら乗れます。
チェンマイのレンタルバイク事情
交通機関が不便なチェンマイなので、私と同じようなことを考えるツーリストも多いのでしょうね。レンタルバイク屋はあちこちにあります。ゲストハウスのレセプションでも斡旋してくれます。
値段は100cc~125ccのスクーターで1日150〜250バーツ、排気量が大きなものになるほど、レンタル料もあがります。ガソリンは入ってないことが多いので、自分でいれなくてはなりませんが、1リッター26バーツ前後です。借りた時点ではほとんど入ってないこともありますから、確認しましょう。
ガソリンがほぼ空の場合は、近場のガソリンスタンドの場所を教えてもらってくださいね。それから、ガソリンには何種類かあるようで、私が借りたスクーターは「なんちゃらかんちゃら91」という種類のガソリンを入れるように言われました。なので、ガソリンの種類も確認してください。前半のなんちゃらかんちゃらはタイ語なので読めないのですが、紙にかいてくれたので、それをガソリンスタンドで見せろということ。でも最後の91は、私も読めるんで、ガソリンスタンで指差しで問題ありませんでしたが。
レンタルには、パスポートの提示といくらかのデポジットが必要です。私が借りたところでは、免許の提示は必要なかったので、無免許でも貸してくれると思います。
ただし、チェンマイ市内、かなり頻繁にポリスチェック行っております。ノーヘルと無免許は罰金となりますので、気をつけましょう。
国際免許があれば大丈夫ということですが、タイの場合、車の免許でスクーターは乗れません。二輪の免許が必要です。
実は、私も一回ポリスチェックひっかかりました。でもネパールのバイクの免許みせたら、大丈夫でした。ただ、本当はタイ発行の免許か国際免許じゃなきゃいけないような気はします。まあ、そのあたりは個々のポリスの裁量次第なのかもですが。
それから、二人乗りまでは大丈夫です。レンタルするときに、ヘルメットは一つ貸してくれるはずです。二人乗りする人は、もう一つお願いしてみましょう。別料金か、あるいは無料でついてくるはずです。
ないと言われた場合は、そのへんで安く売っています。高いものはもちろん高いのですが、私は、娘用に99バーツのヘルメット買いました。
チェンマイの街をレンタルバイクで走るときに気をつけたいこと
タイは日本同様、左通行なので、その点は問題ありません。
ただね、かっ飛ばします、みんな。
スーパーハイウェイとかカナルロードとか呼ばれる道は車線も多いし、信号も少ないので、時速80キロ以上は出ていると思います。
かたや私は、時速40〜50キロ。
これでも精一杯のスピードなんですけど、私的には。ポカラだと30〜40キロしか出してないのにさ。だって、スクーターですよ。スクーター。
それなのに、スクーターの姉ちゃんすらも私を追い抜いていきます。抜かれっぱなしです。スクーターでも60キロ以上出ているみたいです。そんなわけで私は、一番端っこを邪魔にならないように、気をつけて走ってます。
ただね、大きい道路だと、車線が多いのです。一番左にいると、隣の隣の右折レーンに行くのは大変。しかも、勝手知らない道なので余計です。道になれるまでは、走る前に地図を頭に叩き込む必要があるかもです。
後は、街中は、一通に注意です。旧市街を囲むお濠は、一通です。お濠の内側と外側で、内回りと外回りと反対になっています。お濠の中も一通は多いし、それ以外でもあちこちにありますので、注意してくださいね。近道をしようと思って、一通で入れず、大回りしたことは何回かありましたね。
あと、お濠の周りの道はポリスチェックも多いのです。タイ人はノーヘルの人が多いけれど、ノーヘルは罰金です。まあ、万が一事故にあったときのことも考えてヘルメットは着用した方がいいですしね。
そして、チェンマイのドライビングマナーについて。私普段住んでいるのがネパールなもので、ネパールと比べるしかないんですが、ネパールより全然ましですね。
スピードが出ているので、チェンマイの方が万が一事故ったら大変になると思うけれど、運転マナーはいい。右折、左折のウインカーもちゃんと出すし(ネパールではこの当たり前ができてない)、街中に大型バスとあトラックがほとんどないし。大きな交差点には信号があるので、スクーターでもちゃんと渡れるし。(ネパールでは、命がけで突っ込まないと信号のない大きい交差点渡れません)
最後に、万が一、パンクしたら。
実は、今回1ヶ月のレンタル中に一回だけパンクしてしまいました。朝、乗ろうとしてパンクしていることに気づくというお間抜けさ。多分、前夜の帰り道で、バンと大きな音がしたのは、私のスクーターの破裂音だったのですね。そのまま運転して帰って来ちまった。やばい。
さて、困ったと思ったら、幸いなことに、アパートの前に掘建小屋のような修理屋さんがあります。けっこう終日ひっきりなしにお客さんも来ています。そこまで押して行って。チューブを交換してもらいました。新しいチューブに交換して300バーツでした。いや〜、近場でよかった。
ま、そうそうないこととは思いますが、たま〜にあると思うので、参考まで。
まとめ
最後に、チェンマイでレンタルバイクを借りるメリット&デメリットをまとめてみました。参考にしてください。
メリット
- チェンマイは公共の交通機関が少ないので、好きなときに好きなところに行きたい人は、レンタルバイクが便利。
- 1日に何箇所も回りたい、遠出した場合は、レンタルバイクのお方がお得。
デメリット
- チェンマイの雨はときに半端なく豪雨になる。そうなると、雨待ちになる。
- 一通が多いので、道を知らないとぐるぐる回ったり、大回りしたりということになる。
- 二輪の免許がないと、ポリスチェックでひっかかった場合、罰金を払うことになる。
私、個人としては、今回1ヶ月スクーターを借りてみて、行動範囲もずっと広がり、美味しいと評判の店に行ったり、お気に入りのマッサージ屋さんに行ったり、お気に入りのカフェに通ったりするのに、重宝しました。
また次回の滞在でも、レンタルしようかなあと思っています。