50歳から海外でフリーランスとして生きる

ネパールでヨガを始めたら、体力だけでなく、気力もアップしたというお話

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ネパールのポカラ在住、時々日本やタイ、その他いろんな国に出没する、エディター兼ライター兼コーディネイターのみやちか(Chikako Miyamoto)です。今まで培った編集力を駆使して、50歳からのトキメキのある人生を発信し続けるお姉さん。

 

ナマステ〜、ポカポカ日向ぼっこが楽しい冬のポカラからmiyachikaです。

冬とはいえ、晴れるとお昼間は20度くらいあるポカラです。気持ち良くあったか〜い!

ですが、朝晩は10度以下になることもあって、寝袋以外の暖房器具が一切ない我が家(寝袋は我が家ではひとりこたつです)、朝ヨガも最近、さぼりがちです。

先日、アラフィフが若さをキープするには、多少の努力は必要だよ〜と書いたばかりというのに情けない。

というわけで、本日は気合を入れてやりました。朝ヨガ+朝気功+朝太極拳miyachika風アレンジにて、40分(本当は、1時間コースなんだけどね)。

ちょっとすっきり!

やっぱり、体動かすと違いますね〜。

と、今では、朝のセルフエクササイズが私の1日の始まりなのですが、もちろん最初はヨガ教室に通っておりました。

きっかけは、出産後、体力の低下を感じ、これではあかんと思ったことです。体力づくりのために始めたヨガでしたが、ヨガを続けるうちに、なんだか、気持ちまで明るくなったような…。

そこで、今回は、私がヨガを初めて3ヶ月で感じた体と心の変化をお話したいと思います。

 

今日の記事はこんな人におすすめです。

  • ヨガを始めようと思っている方
  • ヨガになんとなく興味んある方
  • アラフィフの体力づくりにピッタリなエクササイズを探している方
  • ストレス解消をしたいと思っている方
  • 私の体当たりぶっちゃけ記事が好きな方(なんているのだろうか?)

 

 

 

35歳の時、体力つけねばと、危機感から始めたヨガ

私がヨガを始めたのは、35歳の時でした。

33歳でネパールでの出産、その後、信じられない人も多いとは思いますが、呪いにかかっちゃって、激やせ

(その時の詳細は、「呪いって信じますか? ネパールには呪術師が今でも存在するというちょっと不思議なお話」をご参照ください)

体重が40キロを切るという尋常ではない体験をし、体力がかなり低下していました。

学生時代は、中高続けてバスケ部だった熱血運動部女子なのですが、その面影はどこへやら。10歩いて息切れする始末です。さすがに30代でそれはないでしょと思いました。

これはなにか運動でも始めて、体力をつけねば、と考えていたところ、たまたま友人にタメルでヨガを一緒に始めないかと誘われました(当時はポカラとカトマンズ半々ぐらいでした)。

講師は、今では、日本でちょっと名が知れているニーマル先生(ニーマルヨガと検索すると詳しい情報が出てきますよ)。のちに、日本に渡り、タイミングよくヨガブームに乗り、日本でヨガスタジオを運営するまでになるのですが、もちろん、当時の私は、そんなことを知る由もなく…。

あ〜、ハンサムで若い先生だな〜なんて思っておりました。

 

 

体の硬い私がヨガを選んだ理由

 

そんなわけで、何故、ヨガだったのかというと、イケメンの先生だったから! 

ではなくてたまたま運動したいなあと思っていた時に、たまたま友人に誘われたのがヨガだったからというのが一番大きい理由なんですけどね。

体が硬い私でしたが、私を誘った友人が、「体硬い? 平気、平気、硬いからヨガするんでしょ」なんて軽くいうもんだから、ま、大丈夫かなと思った次第。

(体が硬い人に、ヨガをおすすめる理由は、「体が硬いからヨガは無理? いえいえ、体が硬い人こそヨガでしょ!」をご参照ください)

 

でも、膝に負担がかからない運動であるってことは重要な要素ではありました。

私、バスケ部時代に膝を痛めたことがあるんですよね。普通に歩く分には問題ないのですが、トレッキングなど長時間歩くと、今でも、その夜は膝がむくんで正座がしにくくなります。だから、飛んだり跳ねたりという運動は無理。それに、出産後、腰痛もありました。

本当はね、島育ちの私は、水泳が好きで、膝にも腰にもあまり負担にならない水泳ができればよかったんですが、ネパールですからね。温水プールなんてものはそうあちこちにあるわけでもなく、水の衛生管理も不安だったし、断念。

そこで浮上してきたのがヨガでした。膝に負担がかからず、腰痛解消にもなる、ヨガ。いいじゃないですか。それに動きもエアロビクスやダンスと違って、スローで、病み上がりの私にはぴったりに思えました。

服装は、ゆったりとして、足を開いたり、前屈しても大丈夫な格好ならなんでもいいということ。スウェットのパンツにTシャツという手持ちの格好でなんとかなりそうです。ヨガマットも教室に用意してあるので、身一つで出かけられます。そこは、ネパールのヨガクラスにしてはめずらしく更衣室もありましたし(ネパールでは、更衣室ないところ多いです。ヨガできる格好でいくか、服の下にヨガウエア着ていくかってところが多いですね)。

そんなこんなでいよいよ、ヨガクラスの開始です。

 

 

スローに見えて意外にハードなヨガエクササイズ

さてさて、今でこそ、ヨガといえば、メジャーで、日本でもあちこちにヨガクラスがありますが、当時はまだ、その走りの時期で、ヨガについてもあまり知られていませんでした。

私も、ヨガについての予備知識はなくて、アクロバットなポーズをとるエクササイズくらいのイメージしかありませんでした。

実際のクラスは、主に、アーサナと呼ばれるヨガのポーズと、プラナヤマ(呼吸法)、そして最後にリラクゼーションで構成されていました。だいたい一回のクラスが1時間半でした。

側からみると、ただの柔軟体操に見えるアーサナですが、いやいや、これ、奥深いのですよ。

ただ、体を曲げたり伸ばしたりすればいいってもんじゃなくて、ヨガで大切なのは、体の動きと呼吸を合わせることと、体と呼吸に意識を向けること。テレビ見ながら気もそぞろにやったのでは、効果は半減です。

本に掲載されているような理想の最終ポーズは、美しいのですが、凡人で体の硬い私には到底無理。でも、最終ポーズができることが大事なのではなく、一つひとつのポーズで、伸ばすべきところが伸び、緩むべきところが緩んでいることが重要です。

たった、これだけのことなんですが、それを一度にやるのって、初心者には結構難しかったりするのですよ。

そしてストレッチのかけ具合も微妙に重要で、いた気持ちいいぐらいでキープします。そして、その状態でホールドするのって、意外ときついのですよ。

傍目にはスローでゆるく見えるヨガですが、実際に1時間半やってみると、意外とハード。体力が低下している私には、かなりきつく、最後のリラクゼーションの後、しばらく起き上がれない状態が続いたのでありました。(私がかなり体力が落ちていたからであって、普通の人にはここまできつくないとは思いますが)

 

 

3ヶ月続けてみたら、体も軽く、気持ちも軽く

最初は毎回、クラスの終わりにヘロヘロになっていた私ですが、1ヶ月、2ヶ月続けるうちに、最後のリラクゼーションの後すぐに起きれるようにまでなってきました。

30代だって、体は鍛えれば応えてくれるものです。

3ヶ月経った頃は、ヨガクラスを終えると、すっきりと気持ちいいと思えるようになりました。すごい、変化です。

そして、気がついたら、気持ちも心なしか軽くなっているようでした。友人に、最近、明るいね、と言われることも増えました。

案外、気持ちの変化なんて自分では気づきにくいものかもしれませんね。言われてみれば、以前よりくよくよ同じことで悩むことが減ったような気もします。

そうなんです。ヨガのアーサナで大事なのは、意識を体と呼吸に集中させること。ヨガのクラス中は、仕事とか、プライベートの悩みも棚上げ状態です。ちょっと横においとこって感じ。ネガティブループから抜け出すには、それが、良かったのかもしれません。

取り合えず、今は、そこのことは考えない。そういう思考の切り替えって訓練が必要です。いや、普段からちゃんと切り替えられている人は問題ないですが、私のように、だらだら、同じことを考え続けちゃう思考の洗濯機状態に陥っちゃう癖のある人には、訓練が必要で、ヨガはそれにピッタリだったというわけです。

 

 

さいごに

 

そんなわけで、体力づくりのために始めたヨガが、心にも効果的であることを実感し、ますますヨガにはまっていった私です。

飛んだり跳ねたりの運動ではないし、アーサナをホールドする時間も初めは、短くても大丈夫。自分のペースでやれるので、何歳からでもおすすめです。もちろん、アラフィフのみなさんが、若さを保つにも、もってこいのエクササイズといえます。

ただし、アーサナをキープするのは、見た目よりもかなり体に負荷がかかっています。

自分の体の声に常に耳を傾けながら無理しないことが大切です。そうして、体の声に耳を傾けているうちに、心が軽くなったり、以前よりもポジティブになっている自分にも気が付くかもしれません。

体と心に効くヨガ、あなたも始めてみませんか?

ネパールでも、カトマンズのタメルやポカラのレイクサイドなどのツーリストエリアでは、ツーリスト向けの単発ヨガクラス(英語による)があります。1回のクラスが1000円以下のことがほとんどですので、お試しに参加してみるのもいいかなと思います。

以上、自称、ヨガ推進協会ネパール支部会長miyachikaでした!

 

 

 

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