50歳から海外でフリーランスとして生きる

アラフィフ女子の小ちゃな挑戦–ラジオ出演  ネパール・ポカラから、『ちきゅうラジオ』に出演!

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ネパールのポカラ在住、時々日本やタイ、その他いろんな国に出没する、エディター兼ライター兼コーディネイターのみやちか(Chikako Miyamoto)です。今まで培った編集力を駆使して、50歳からのトキメキのある人生を発信し続けるお姉さん。

 

 

ナマステ~、ネパール在住フリーランスライターのみやちかです。

実は、先日5月27日、NHKのラジオ番組・ちきゅうラジオの『世界のイチメン』というコーナーに出演しました。

人生初のラジオ出演。

アラフィフみやちか、大緊張で、終わった時には、汗びっしょりでしたが、とってもいい経験をさせていただいたこと、感謝、感謝です!

 

 

人にハッパかけてる手前、自分もやるっきゃないでしょ!

 

ワードプレスのこのブログを始めて、はや8ヶ月。

ちょっとずつ、いろんな問い合わせや、原稿依頼が来るようになりました。

そして、今回、NHKのラジオ出演の依頼が!

ラジオで喋るなんて、ちょっと恥ずかしいし、どうしよう、このお仕事受けようか、受けまいか。実は、ちょっと迷いましました。

 

でもね、普段、他人様にハッパをかけている私です。

『アラフィフ女子よ、もっと弾けようよ』とか、

『アラフィフだからこそ、どんどん新しいことに挑戦すべき』とか、

そんな風にブログでも、さんざん発言しているみやちか。

 

ここで、怯んで、出演依頼を断ったんじゃあ、アラフィフがすたるというものです。

ここは、自らが、アラフィフ女子のあるべき見本となるべく、来るもの拒まず、なんでも受けて立つ姿勢でいかねばなりませぬ。

そんなわけで、’えいや’っと、思い切って初めてのラジオ出演を受けて立ったのでありました。

(とはいうものの、ちゃんとお役目が果たせるのか、ラジオ出演が終わるまで、落ち着かない日々を過ごすことになったのですが…)

 

 

ネパールの新聞から、ネパールならではの、葉っぱのニュースを拾って、紹介する

 

さて、今回のラジオ出演の依頼ですが、番組名は、『ちきゅうラジオ』

『ちきゅうラジオ』は、世界のいろいろな国に住む人々の声とともに、世界のさまざまな文化や価値観を紹介するラジオ番組です。

 

この中に『世界のイチメン』というコーナーがあります。このコーナーは、現地に住む日本人に電話をかけ、現地の新聞に取り上げられた話題や注目の記事を紹介してもらうというもの。

8分程度のコーナーとのことですが、素人の私にとって、8分というのは結構なプレッシャーです。

 

さらに、この仕事を受けるということは、ネパールの新聞を読み、そこから、これはという記事をピックアップし、ラジオで語らなければならないということ。

ネパール語の新聞がスラスラ読めるわけでない、私にとって、まずは、これは! という新聞記事を探すことから難関です。

日常会話はそう不自由しない私ですが、読み書きとなると話は別です。

だって、ネパール語って話し言葉と、新聞などの書き言葉、かなり違うんですもの。

 

でもね~、周りの世話好きのネパール人に今回もお世話になりました。

ネパール語の見出しから、これは面白そうと思われる記事を見つけては、その時、そばにいるネパール人にわからない単語を聞きながら、なんとか記事の選定が終わったのでありました。

 

 

夜はなかなか寝付けず、放送後はTシャツが汗でびっしょり!

 

さて、今回、紹介することになったのは、『ネパールの東部の村で、農家の一女性が投資して、葉っぱのお皿ビジネスを始め、村の人も巻き込んで、小さな経済を作り出している』という内容の記事です。

この写真の記事になります。

 

勢いで仕事を引き受けたはいいものの、本番前日から、徐々に緊張してきました。

だって、だって、生放送なんですよ。

やり直しはないわけです。

 

元演劇部で、50人程度の小さな小屋とはいえ、舞台に立っていた経験のある私ですが、演じるということと、自分の素で話すのとでは、全くの別物なんですよね~。

そんなわけで、前日の夜は落ち着かず、なかなか寝付けず、寝不足です。

あ~、ラジオでよかったと思いましたよ。だって、テレビだったら、こんな目の下にクマがあるような顔で出演ってまずいでしょ。

 

当日は、当日で、ランチを食べ終わってから、もうソワソワしちゃって、締め切りの迫っている原稿があるにもかかわらず、全然原稿が書けないんです!

集中できな~~~~~~い! という状態です。

(出演時間は日本では、夕方の6時すぎということでしたが、ネパール時間では、午後3時過ぎでした)

 

まだ1時間以上も時間があるというのに、10分ごとに、時計とスマホを眺めては、落ち着きなく、部屋の中をウロウロの繰り返し。

あ~私って、なんて肝っ玉の小さい人間なんだろうと、久々に軽い自己嫌悪にかられつつ、でくのぼう状態で、過ごすこと1時間以上、ついに、私のスマホが鳴りはじめたのでした!

 

で、その後は、無我夢中。かなり、うわずった声で、顔を引きつらせているのが想像できるような語り口で喋ること約8分。

終わった時には、着ていたTシャツは汗びっしょりなのでありました~。

 

 

ラジオの面白さと難しさを再発見

 

無事(?)喋り終わった後は、すっかり気が抜けてしまいましたし、緊張した自分のトークの出来には45点くらいしかつけてあげられないけれども、でも、それでも、今回の仕事、受けてよかったなあと思います。

百聞は一見にしかずという諺があるくらいです。

何事も実際にやってみないとわからないものですね。

 

今回、ラジオに出演してみて、感じたこと、思ったことは、いろいろとあるのですが、一つめは、やはりプロは伊達にプロじゃないなということです。

パーソナリティの方々、簡単に喋っているように思われますが、時間の制限のある生放送で時間も考慮しながら話すというのはそう簡単なことじゃありません。

 

また、写真や動画なしのしゃべり言葉だけで、伝えることの難しさも感じました。

今回紹介したのは、葉っぱのお皿のビジネスについてですが、葉っぱのお皿を、見たことのない日本の方に、どんな皿かを映像なしに説明しないといけません。

 

そして、8分というコーナーのためにも、コーディネイターの方から、ディレクターの方、パーソナリティの方々など、本当に多くの人が関わっているんだということも、体験を通して実感できました。

 

で、放送後、ネットで、過去の放送が1週間ほど聞けるというので、恥ずかしながらも、自分のトークが気になって、聞いてみました。

アガリまくった自分のトークは恥ずかしくて、聞いていられなかったけど、『ちきゅうラジオ』というラジオ番組自体はとっても面白くて、旅行好きな人、異文化に興味のある人、海外在住者や、海外暮らしをしたいと思っている人にはオススメ。

ラジオの面白さと難しさを再発見した貴重な体験となりました!

 

 

ご無沙汰している人や、日本の知り合いから連絡をもらいました

 

それにしてもメディアの力ですごいんだなあと思います。何しろ全国版ですものね。

昔、ホテルを経営していた時代のお客様から、『ラジオで聞いてびっくりしました~』というようなメールをいただいたり、メッセンジャーで、『ラジオでお話ししてたのはあなたですか』というコメントを頂いたり。

なんだかんだいって、まだまだラジオファンも健在のようですね。

 

そんなこんなで、とっても緊張もしたのですが、結果的にこのお仕事を受けてよかったなあと思います。

何事もやって見ないとわからないし、やってみると、いろんな発見があるものです。

だから、アラフィフ女子よ、小ちゃな挑戦、どんどんやっちゃいましょう!

 

もう歳だから挑戦しないなんて、ナンセンス。

50歳の今の自分だから感じられることもある、理解できることもある。

そして、新しいことへのチャンレンジは何よりの若さの秘訣というものですよ!

 

 

 

『ちきゅうラジオ』に興味のある方は、ぜひ、配信を聴いてみてください。

聴き逃し配信はこちらです。

 

 

 

 

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