50歳から海外でフリーランスとして生きる

あなたは、ウェブライターに向いている? 始める前に考えてみてほしいこと

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ネパールのポカラ在住、時々日本やタイ、その他いろんな国に出没する、エディター兼ライター兼コーディネイターのみやちか(Chikako Miyamoto)です。今まで培った編集力を駆使して、50歳からのトキメキのある人生を発信し続けるお姉さん。

 

こんにちは。

 

ネパールのポカラ在住20年のフリーランスライターみやちかです。

 

初心者だろうが、アラフィフだろうが、何のツテもなかろうが、クラウドソーシングに登録すれば、ウェブライターとして、在宅で、すぐに仕事が始められる時代になりました。

 

外で働けない人、家で仕事をしたい人にとって、資格がいらず、在宅でできるウェブライターは、入りやすい仕事であるでしょう。

 

誰でもできるいうても、単価はピンキリじゃし、向き不向きもあるけんね

みやちか

 

というわけで、今回は、ウェブライターを始める前に、考えてみてほしい、向いている人、向いてない人について、まとめてみました。

 

 

ウェブライターにも向き、不向きはある

 

クラウドソーシングでは、隙間時間でできるライター案件も多く紹介されています。

 

外に働きに出れない期間のお小遣い稼ぎとして、副業として、数千~数万円稼ぐだけなら、そんなにハードルは高くありません。

 

誰でも在宅で、手軽にできる、これが、クラウドソーシングを使ってウェブライターとして仕事をする最大のメリットでしょう。

 

 

しかし、これだけで生計を立てようと思ったら話は別。

 

 

ウェブライターを本業としてやっていけるのは、どんな人?

ウェブライターに向き、不向きはあるのか?

あるとしたら、どんな人が向いているのか?

 

始める前に、参考にしてほしい、ウェブライターに向かない人、向いている人について以下にまとめてみました。

 

ちなみに私的、ウェブライターの定義はこちら!

 

クライアントさんから依頼されて、

ウェブ上に掲載される文章を書いて、

報酬を得る人のこと。

 

自分のブログに文章を書くブロガーさんや、アフィリエイトサイトを運営するアフィリエイターさんはここには含んでおりません。

 

 

ウェブライターに向かないのは、こんな人

 

そもそも書くのは嫌いという人

 

文章が上手である必要はありません。

でも、書くのが嫌いという人にとっては、ライター業は、苦痛になるだけで、時間の無駄ってもんです。

別の仕事を探すことを、強~くオススメします。

 

 

パソコンを使ったことがないという人

 

そこから始めるとなると、ちょ~っと気が遠くなる作業です。

 

若い人ならまだしも(というか、今時の青年はもれなくパソコンは使えると思いますが)人生の残り時間に余裕のないアラフィフがパソコン入門から始めるってのは、ちょっと時間がかかりすぎるかもしれません。

 

在宅のみで仕事をする場合は、最低限、以下のようなパソコンでの作業ができることは必要です。

 

  • メールの送受信
  • ワードやグーグルドキュメントなど、いろんなテキストアプリでの入力作業
  • グーグルドライブでの原稿のやりとり
  • 写真のダウンロードとテキストへの貼り付け
  • チャットワークやスカイプを使ったクライアントとの打ち合わせ

 

この程度できれば問題ありません。

 

 

自分の意見や、世界観を表現したい人

 

ウェブライターからエッセイストやコラムニストになる人がいないとは言いませんが、クラウドソーシングで募集がかけられる案件には、エッセイやコラムの仕事は、ほとんどありません。

 

クラウドソーシングのライティング案件で求められているのは、クライアントが伝えたいことを、代わりに書いてくれる人。

 

あなたの意見や世界観を表現したいなら、自分のフェースブックやブログでどうぞ。

 

でも、頑張って、有名なライターになれば、もちろん、あなたの意見や世界観を表現した文章もお金になります。

 

それまで地道にコツコツ頑張れないのであれば、ウェブライターは向きません。

 

 

ネットを使ってリサーチするのが面倒な人

 

高単価の案件になればなるほど、リサーチ力が問われます。

ウェブライターに求められるのは、自己表現力ではなくて、リサーチとそれをまとめる能力。

実は、ネットや本でのリサーチする時間の方が、書いている時間より長かったりします。そういう地味な作業が面倒な人は、ウェブライターには向いていません。

 

 

すぐに高収入を得たい人

 

高単価の仕事もありますが、経験がないと応募できなかったり、応募しても採用されなかったり。最初は、小さい仕事でコツコツ経験を積む必要ありなのです。

 

だから、すぐに高収入を得たい、という人にはおおすめできません。

 

 

締め切りが守れない人

 

ライターにとって締め切りを守るということは、原稿のうまいへた以前に、絶対に守るべき大前提みたいなもの。とはいえ、守れないのが締め切りってもの。

 

だからこそ、締め切りを守るライターは、それだけで、『座布団一枚!』(古っ)なわけです。

 

 

ウェブライターに向いているのは、こんな人

 

書くのが得意、好き、あるいは、書くことに挑戦したいと思っている人

 

作家や詩人になるわけじゃないので、名文が書ける必要はありません。

 

もちろん、文章を書くのが得意なであれば、なお良しです。上手じゃないけど、文章書くのは好きっていう人もオッケー!書く仕事がしてみたい、その熱意だけはある、それだけでも、十分素質ありです。

 

文章は、数をこなせば、自然と上達するものです。だから、書きたいという気持ちがあること、書き続けられることの方が大切です。

 

 

コツコツ情報集したり、情報を整理したりが得意、あるいは苦ではない人

 

ウェブライターに依頼されるのは、自分の経験や知識だけで書ける記事とは限りません。1~2時間、あるいは半日かけて、ネットで情報収集することだってしょっちゅうです。

 

収集した情報を、ふるいにかけて、整理整頓して、わかりやすくまとめる。そういう、作業が必要になります。

 

文章の上手下手よりも、むしろ、情報収集力と要約力の方が重要かもしれません。

 

そういう作業というのは、地味な上に、書く作業以上に時間を取られますが、ウェブライターには、なくてはならない仕事です。

 

 

営業力、交渉力がある人

 

初心者が、すぐに高報酬の仕事を受注するのは、難しいもの。低単価の仕事から始めて、コツコツ経験を積み上げていくことになります。

 

しかし、ある程度の実績と経験を積んだら、その先は、営業力と交渉力が必要です。

 

ライターとしてステップアップが可能なクライアントさん(実力に応じて、単価が上がるシステムがあるかどうかなど)であるのか、継続して仕事を発注してくれるクライアントさんなのか。

 

それらを見極めた上で、仕事をしたい企業に積極的に営業したり、値段交渉をしたり。地道な努力に加え、自分のポジションを上げていく活動ができるかどうか。

 

ウェブライターに限らず、フリーランスでやっていくなら絶対必要です。

 

 

専門知識がある人

 

ウェブライターをするなら、ライターの経験よりも、むしろ、こちらの方が重要かもしれません。

 

医療、美容、教育、IT、カウンセラー、栄養学、金融、株など、専門職として働いていた経験は、全て、ウェブライターとしての強みになります。

 

 

 

ウェブライターの質が問われる今こそチャンス!

 

ウェブライターの向き、不向きについて、私なりにまとめてみましたが、参考になったでしょうか?

 

クラウドソーソングを利用して仕事を発注すること、受注することが、どんどんメジャーになってきています。ウェブでの情報発信量も、ものすごい勢いで増えています。

 

そして、それと同時に、読者の目もどんどん肥えてきていますし、中途半端なアフィリエイトサイトや、情報は、淘汰されていくのではないかと思います。

 

 

だからこそ、ライターの質が今後、さらに問われるし、質のいい記事が書けるライターは絶対に重宝されます。

 

生活していく以上、文字単価は気になりますし、効率を考えないわけにはいきません。でも、だからといって、いい加減な文章では、ライターとして継続して仕事を得ることは難しいでしょう。

 

ウェブライターを、本業にして、生計を立てられるぐらい稼ぎたいなら、質の追求は絶対に必要です。

 

それは、名文を書くことではなく、クライアントさんが伝えたいことを、読者にわかりやすくつたえることができる文章であり、読者が知りたいことを、痒いところに手がとどく感覚で届けられる文章です。

 

そういう文章を書けるようになるためにも経験と継続は絶対に必要で、だからこそ、書きたい、書くのが好き、コツコツ調べるのが好き、どうやったらうまく伝わるかじっくり考えるのが好き、そんな人である必要があるのじゃないかと、私は、思います。

 

 

書きたい気持ち、書き続けようという意志。

それが一番必要なものじゃないじゃろか。

みやちか

 

 

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